9公演を振り返ってSnow Manに思うこと

いつの間にかSnow Manのデビューコンサートが終了してから2週間も経っていました。
びっくりですね。
何なら私が前回エントリー書いたのも300日くらい前とかだし、いやもうちょっとで一年経つじゃん…どんだけ筆不精なのよ…とツッコミつつ、デビューコンサートを経て思ったことを、今更ではあるけど形にしておこうと思います。

Snow Man ASIA TOUR 2D.2D.本当にお疲れ様でした!!!

何から言えばいいのかわからないけど、でも、デビューコンサートができて本当に良かった。
ずっとずっと観たかった景色を見せてくれてありがとう。
残念ながら私達はその場にはいられなかったけど、デビューした年に開催できて本当に良かったと思います。
開演前にオリジナル曲のインストがずっと流れてたけど、その時点でもう無理!!!ってなってたし、特にZIG ZAG LOVEなんてイントロだけで気持ちが2015年9月4日の日生劇場に飛んでしまって胸がいっぱいでした。

コンサートの具体的な感想は長くなりすぎるので割愛するけど、でもまさかSnow Manのオリジナル曲だけでセットリストを組んでくるとは思ってなかったです。
個人的にSnow Manが今までやった単独公演のセットリストをずっとまとめていて、Jr.の単独コンサートって基本的にデビューした先輩の曲で構成されるから、誰の曲を歌ったのかっていうのをわかるようにしたいなと思って曲名だけじゃなくアーティスト名も書くようにしていました。
オリジナル曲が増えるたびにセットリストに組み込まれていって、アーティスト名の項目に「Snow Man」って書けることが嬉しいなあって毎回思っていたのですが、今回初めてSnow Man以外の名前が出てこなかったから、本当にびっくりしました。
ほんとにほんとにデビューしたんだなって思った。

なんだろうな。
気持ち的にはまだまだ全然のつもりなんだけど、でもまぁそれなりにファンをやってきてはいるので、デビューコンサートを見ながら、毎公演オーラスなのかな?って勢いの挨拶を聞きながら、本当に本当に色んなことを思い出しました。
過去のエントリーでも同じ話をしてると思うけど、これを書くのにあたってあえて見返さなかったので、そこはまた言ってんなーぐらいに思ってください(笑)


配信を見た方はわかると思いますが、彼らの、特に6人の挨拶は、Jr.時代を支えてきたファンに向けての言葉だったと思います。
一応私もそのカテゴリーにいるものの、あまりにも「私達」に向けての言葉すぎたので、最近ファンになった子たち置いてけぼりじゃない?って思ったぐらいだし、友達とも一緒に配信見ながら大丈夫かな?って話してました。


でもやっぱり、シンプルに「嬉しい」って気持ちが先にきたかな。
今までもたくさん気持ちを届けてくれていたけれど、デビューコンサートっていう場でああやって言葉にしてくれて、Snow Manを応援してきて良かったなって思いました。
スポーツ報知に掲載されたさくまのインタビューじゃないけど、報われたなあって。


私の勝手な解釈かもしれないけど、Snow Manとファンってどこか二人三脚感があったというか。
さくまが言っていたように、「先輩のバックにはたくさんつかせてもらったけど、マイク持たせてもらえなかったり雑誌とかにも載れない時期があった」ので、みんなどうにか現状を打破しようと藻掻いてました。
当時は大人の、社会人のファンが多かったのもあって(今は若いファンが本当に増えた!)、みんな「大事なのは数字」「数字がなければ次に繋がらない」「数で殴るしか方法がない」っていう精神が言わずとも浸透していたと思います。
クリエ公演の時は、友達とクリエよりも広いキャパシティの会場を調べたりして、当券に並んでるファンが一人10,000円ずつ出せば余裕で借りれるんじゃない?なんて話もしたな。
お試しではやれても結果が伴わなければ次はないんですよね。
だからクリエの当日券だってそうだし、雑誌のアンケートとか、少クラにリクエスト出しまくったりとか。
あの時やれることは全部やってきたと思います。
本当にそれしかなかった。

「少年たち」に出演することが決まったのは当券記録を叩き出した結果だって思えたけど、それ以降の2017年とか2018年とか、もうこれ以上どうしたらいいのかわからなくて、何をしても手応えがなかったように思います。
本人達がどれだけ頑張ったって、ファンが頑張ったって結果に繋がらないことはたくさんあって、もちろんそれはSnow Manだけに限った話ではないと思うけど、本当に無力だなって何度も思いました。


後輩が先にデビューすることも、もちろん彼らの方がずっとずっと悔しかったと思うけど、ファンも悔しかったです。
当時Jr.担をしていた人ならあの時の空気がわかるんじゃないかなと思いますが、次にデビューするだろうグループって決まってるんだろうな…とか、むしろ早くデビューしてくれないと後が続かないよって思ってたんじゃないかなと思います。
でも、その「後」がいつ来るのかなんて誰にもわからないから、やっぱり羨ましかったし苦しかったな。


さくまの「僕達も辞めようって思ったこともあったけど、ファンの人も(応援するのを)辞めようって思ったことあったと思う」とか、みやちゃんの「努力だけじゃ叶えられないことだってあると思う」とか、わたなべくんの「Snow Manはデビュー出来ないと思うって声を全力で否定できる自信もなかった」とか、ひかるくんの「たくさん無理って言われたよ。一生バックだと思うよ」とか。
ほんとにほんとに、応援してきた中でファンも一度は思ったり目にしてきただろうことにみんなが触れまくるから、今までのことが走馬灯のように駆け巡ったしもう感情がめちゃくちゃでした。
Snow Manは引っ込み思案で、先輩のコンサートのMCで話す機会があっても皆後ろに下がっていっちゃうし」なんて、その当時友達と話したり目にした話題すぎてびっくりしちゃったよ。
あべくんの銀テープの話も本当に懐かしかったし、ふっかの歌舞伎ZEROの誕生日公演の話も昨日のことのように思い出しました。
あ、あとわたなべくんの「Snow Man舐めてんじゃねえぞふざけんなコラ」はめちゃくちゃ痺れたな~!きっとあれって、Snow Manのことを馬鹿にしてた外野もそうだけど、きっと諦めかけてたファンに対してもそう思ってたよなあって思いました。(でも実際諦めモードになってた時期はあったと思うし、こっちもそういう空気を察してた部分もあったと思うよ!)

6人が過去に触れる言葉の一つ一つがすごく地続き感があったというか。
同じ景色を見てきたんだなって改めて思ったし、私達が感じてたことって彼らも感じていたことだったのかなって、勝手に答え合わせができたような気持ちになりました。

やっぱりJr.って頑張っていれば必ずデビューできるなんてそんな保証はないし、事務所を去っていった子たちをたくさん見てきたので、Snow Manは大丈夫かな…って思いは日に日に大きくなっていったと思います。
私はひかるくんが、Snow Manが応援できる距離にいてくれるなら応援し続けようとは思ってたけど、でもいつまで応援できる距離にいてくれるんだろうってずっと不安でした。

だから「ずっとアイドルでいてくれてありがとう」しかないし、Snow Manにそう言える「今」があって本当に幸せだなと思います。

 


滝沢歌舞伎2014で滝沢くんがくれた手紙には「SnowManSnowManのファンの皆がもっと一つになってほしいと思います。そして、もっともっと良いグループになってください。これには時間がかかります」とあったのだけど、あの手紙からもう6年。
ほんとに時間がかかったし、さくまが言うようにSnow Manて一歩一歩が重かったグループだったけど、ラウールと康二と目黒が入ってくれたことでその一歩一歩が軽くなって、こちらがびっくりするぐらいの勢いで大きくなっていって。
ファンも本当にたくさん増えました。

オーラス公演では目黒が新しくファンになった人たちに向けての言葉を口にしていて、あれを目黒が言うことに意味があるなって思ったのだけど、目黒が言うようにファンの「数」が増えるってことは絶対的な「力」なんですよね。
前はJr.チャンネルのヘッダー取れるか取れないかって競ったり、YouTubeの100万回再生を達成するのにも時間がかかってたけど、今は1日で達成することもあるし、雑誌だってネット予約が始まったと思ったらすぐ終わっちゃったり、重版がかかったり、シングルがミリオン達成したり。
正直なところ、「この人たち本当に私が知ってるSnow Manかな?」っていまだに思っちゃうのだけど、こういう出来事だけでもすごくファンが増えたんだなって実感するし、それって「私達」だけではどう頑張っても出来なかったことだから、デビューして色んな人がSnow Manのことを知って、その結果応援してくれる人が増えて本当に良かったなって思います。

あとは今のこの時勢を追い風に出来たのも大きかったのかな。
理想の形でデビューコンサートがやれなかったのは悔しいけど、でもきっと悪い事ばかりじゃなかったよね。
こうやってちゃんと、今までずっとずっと頑張ってきた結果が出たことは、一ファンとして本当に嬉しいです。(でも滝沢くんの言ってたように一つになれたのかどうかはわからないので、それはいつか答えを下さい笑)

ただみんな「壁」とか「試練」とか、やたら不穏な予言してたのが気になったんだけど、壁はともかく試練は出来れば遠慮したいので(もうメンタルが持つ気がしない)、これからは嬉しいことがたくさん待ってると良いなと思います。
壁は今までも乗り越えてきたんだから、Snow Manならきっと大丈夫です。


こうやって気持ちをまとめてると、なんというかこう、Snow Manが巣立っていった気持ちになってしまうというか、もうファンとしての余生なのでは?って思ったりもするんだけど、きっとひかるくんは許してくれないんだろうな(笑)ぼんやりしてたら手掴まれて引き摺っていかれそうな気がするので、ちゃんとついていこうと思います。
ひかるくんが「裏切らない」って言ったらそうだし、今までも応援してきて裏切られたって思ったことはないので。
いつか頂上を見せてくれるって信じてます。

改めて本当にデビューおめでとう。
Snow Manに新しいことが決まるたびに「本当にデビューおめでとう」って思うので、きっと何年経っても言いたくなるし言ってるんだろうな。

Jr.時代のSnow Manに出会って、応援できて本当に幸せでした。
そして、これからも応援できることが幸せだなと思います。